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      またまた!ベルギー:ルテルム首相(48アルベール2世)は19日、国王には内閣が総辞職を申し出


      ベルギーのルテルム首相(48)は19日、金融危機対策の不手際の責任を取るとして、アルベール2世国王には内閣が総辞職を申し出た。
      同国政府は、金融危機対策として9月に実質国有化した大手銀行大手フォルティスについて、フランスの大手銀行BNPパリバ銀行への経営権譲渡を容認するよう、司法部門に圧力をかけがあったとされる。
      ベルギー内閣、総辞職へ=国有化した銀行の売却をめぐり ベルギー内閣、総辞職へ=国有銀行の売却めぐり ベルギーのルテルム首相(48)は19日夜、内閣総辞職の方針を固めた。
      今月12日の1審判決は株主の請求を認めたが、ベルギー政府は上訴した。
      問題になっている訴訟は、ベルギー政府のフォルティスの売却決定に対して小規株主が「正当な議決手続きを踏んでいない」などと訴えたもの。
      最高裁長官が19日、下院議長あての報告書で「証拠は見つけられなかったが、司法への政治介入を強く示唆するものがある」と政府の対応を批判。
      金融危機で国有化した大手銀行フォルティス国内資産の仏銀行大手BNPパリバ計画への売却計画に反対する小口株主らが起こした訴訟で、政府に有利な判決を得ようと裁判官に圧力をかけた問題の責任をとった。
      問題化したのは、一部の株主側の主張を認め、売却の65日間の売却凍結を命じた12日の控訴審判決に対する政府の介入。
      政府に不利な判決内容は維持されたものの、ロンデルス最高裁長官は、ルテルム政権から政府に有利な判決への働きかけがあったと批判する書簡を国会に提出した。
      経営難に陥ったベルギーの最大手金融機関フォルティスの分割問題に絡み、ルテルム首相(48)は19日、株主らが起こした訴訟の裁判官に圧力をかけた問題の責任を問われ、内閣が総辞職の受理、不受理を決めた。
      金融危機で経営難に陥ったベルギー・オランダの金融大手銀行大手フォルティス救済策を承認する、よう司法当局に側近が政治圧力をかけていた疑惑の表面化を受けたもので、救済計画への影響やベルギー政局の混迷深刻化は必至だ。
      同国政府は同行をフランスの大手銀行大手BNPパリバに売却する方針を打ち出したが、売却に反対する株主らが起こした訴訟に首相側近が介入したことが明らかになったからだ。
      Generated 2008-12-20_23:19





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