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両親「パロマ工業(名古屋市)製のガス瞬間湯沸かし器事故:パロマ元社長が無罪を主張 東京地裁で初公判
パロマ湯沸かし器事故の初公判で、入廷する原告の上嶋幸子さん(右)と浩幸さんの遺影を抱く父の正人さん=18日午後、東京地裁(撮影・小野淳一) パロマ工業(名古屋市)製のガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒で死傷した事故で、東京都港区のマンションで大学生、上嶋浩幸さん=当時(18)=ら2人を死傷させたとしており、業務上過失致死傷罪に問われ、た同社元社長、小林敏宏被告(71)と元品質管理部長、鎌塚渉被告(58)両被告被告両被告(58)の初公判が18日、東京地裁(半田靖史裁判長)で開かれた。 公判前整理手続きで、小林元社長側は無罪を主張の意向を示しており、公判では、国が製品自体に欠陥ではなく、販売店の不正改造で死者が出ることまで予測できなかった▽不正改造が判明した際、販売店に十分な注意喚起をした--などと主張するとみられる。 話し好きで甘えん坊だったという3人きょうだいの末っ子を亡くした父、上嶋正人さん(59)と母、幸子さん(55)は18日午後、東京地裁で初公判を傍聴した後に東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見。 元社長らは、湯沸かし器の不正改造による死亡した事故が85~01年に相次いだことを認識しながら、点検や回収措置を取らずに放置し、05年11月に東京都港区のマンションで大学生の上嶋(じょうしま)浩幸さん(当時(18歳)をCO)中毒で死亡させ、兄(28)に傷害を負わせたとしており、業務上過失致死傷罪で在宅起訴された。 パロマ工業元社長らは無罪を主張=「改造で事故予測できず」−CO中毒死・東京地裁 パロマ工業元社長ら無罪主張=「改造で事故予測できず」−CO中毒死・東京地裁 パロマ工業(名古屋市)製のガス瞬間湯沸かし器の不正改造による一酸化炭素(CO)中毒で死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた元社、長小林敏宏被告(71)、元品質管理部長・鎌塚渉被告(58)両被告の初公判が18日午後、東京地裁(半田靖史裁判長)であり、小林被告らは「不正改造でCO事故が起きることは思ってもみませんでした」と無罪を主張した。 弁護側は、(1)パロマ側に点検・回収をすることが義務はなかった(2)重大事故が起きることは予想できず、不正改造をしないよう注意喚起しても結果回避可能性は低かった——などと訴えた。 Generated 2008-12-18_23:29
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