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台湾の国防部、F16日の訓練飛行を公開
主力戦闘機Ｆ１６など精鋭部隊を公開＝兵力アピールか−台湾国防部 主力戦闘機Ｆ１６を公開＝兵力アピールか−台湾国防部 台湾の国防部（国防省）は１６日、Ｆ１６戦闘機などの主力兵器をメディアに公開した。
米国防総省は１０月、台湾への地対空ミサイル「パトリオット」（ＰＡＣ３）などの武器売却を決めたが、台湾が求める改良型のＦ１６（Ｃ／Ｄ）は認めず、馬政権として来月発足するオバマ新政権に対し、改良型の売却を促す狙いもあったとみられる。
馬英九政権は１５日に「三通」（中台間の直接の通商、通航、通信）の実質解禁に踏み切ったばかりだが、経済的には対中融和を図る一方、軍事的には強大化する中国軍と対（たい）峙（じ）する立場を国際社会にアピールした。
公開したのはいずれも、花空軍基地の精鋭部隊「４０１連隊」が保有する戦闘機や戦車など。
米国防総省は１０月、台湾への地対空ミサイル「パトリオット」（ＰＡＣ３）などの武器売却を決めたが、台湾が求める改良型のＦ１６（Ｃ／Ｄ）は認めず、馬政権として来月発足するオバマ新政権に対し、改良型の売却を促す狙いもあったとみられる。
花基地には、台湾の中央山脈に隠れるため、航空機が離陸しても中国側に捕捉されにくい利点があり、中国からの直行航空チャーター便での中国機の乗り入れに際しては、軍部が難色を示した経緯がある。
馬英九政権は１５日から中国との間で「三通」（中台間の通信、通商、通航）を本格化し、対中関係の改善を一段と進める予定だが、軍備増強は今後も続ける意思を内外に示したものとみられる。
台湾の国防部（国防省）は16日、空軍の最精鋭部隊を配置している台湾東部沿岸の花蓮空軍基地で、戦闘機「Ｆ16」の飛行訓練などを内外のメディアに公開した。
台湾と中国との間で15日に貨物直行便の運航と直接の郵便が始まるなど中台融和ムードが高まるなかで、改めて安全保障の重要性を示すのが狙いとみられる。
だが、１０月に台湾への武器売却のリストを示したブッシュ政権は、中国への配慮から売却を見送り、台湾側はオバマ次期政権での調達を目指している。
Generated 2008-12-17_3:58
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