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      新興市場16日、3指数が続伸 ショーエイは換金売りに押される


      ジャスダック市場の売買代金は概算で87億円、売買高は2722万株だった。
      16日午前の新興企業向け株式市場で、主要3指数はそろって続伸した。
      民事再生法の適用を申請し、上場廃止が決定した松本建工は終日売り気配で推移し、大引けに値幅制限の下限(ストップ安)で売買が成立した。
      好材料の出た銘柄に加えて、足元で下げのきつかった不動産関連の一角や、電気機器や機械株の一角に見直し買いが入り、後場に一段高となる銘柄も多かった。
      17日に、新興市場での注目度の高いグリー(3632*J)のマザーズ市場への上場が予定されており、既上場のインターネット関連の銘柄に波及効果を期待して先回りした買いが入った面もあったようだ。
      日経ジャスダック平均株価の前引け(11時1分現在)は前週末は日経平均に比べ4円23銭(0.39%)高の1075円99銭だった。
      楽天とフェローテクが小高く、マクドナルドとJ・TECが上昇した。
      一方、インターネット関連の一角や、このところ堅調だった業績好調の内需株は、利益確定や戻り待ちの売りに押され、上値の重さが目立った。
      17日のグリー(3632*J)の上場による波及効果を期待した買いで、マザーズ市場ではインターネット関連の銘柄を中心に総じて高い。
      日経平均株価の上昇率が4%を超えて反発するなど相場の地合い改善を背景に、新興市場も主力株を中心に買いが優勢となった。
      日経平均株価が後場に一段高となるなど相場環境が落ち着いていたため、新興市場の主力銘柄にも好感した買いが続いた。
      もっとも、前週末は日経平均に比べて新興市場の3指数は下落幅が限定的にとどまっていたため、きょうの戻りは鈍い。
      もっとも、内需の好業績銘柄の一角に利益確定売りが出て、日経ジャスダック平均株価の上値は重かった。
      日経ジャスダック平均株価の終値(確報)は前日に比べ73銭高の1079円75銭だった。
      半面、8—10月期の連結純利益が前年同期比75%減だったフルスピードが小安い。
      東証マザーズ指数の終値(確報)は前日比8.94ポイント(1.52%)高の329.07だった。
      企業業績や株式相場の先行き不透明感も、上値を買い進む動きを鈍らせている。
      Generated 2008-12-17_3:55





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