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だが、「陳水扁前総統を起訴台湾の陳水扁・台湾前総統を起訴 台湾 国務機密費横領罪など
台北市郊外の拘置所前で１０日、ろうそくの日で文字を描き、陳水扁前総統が正しいことを訴える支持者（ロイター） 台湾最高検は１２日、総統府機密費の不正流用事件をめぐって陳水扁前総統をマネーロンダリング（資金洗浄）防止法違反など五つの罪で同日中に起訴した、と発表した。
抗議のハンガーストライキは体調の悪化に伴い、ほぼ半月で打ち切ったが、弁護士によると、拘置所内では政治批判や心情をまとめた「獄中対話」（九十二ページ）を書き上げ、さらに「台湾独立」を執筆している。
起訴状によると、陳水扁・台湾前総統夫妻は現職時の２０００−０６年に国務機密費１億４１５万台湾元（約２億９０００万円）を横領したほか、企業から１億台湾元（約２億８０００万円）と６００万米ドル（約５億６０００万円）のわいろを受け取り、海外口座に送金して資金洗浄、不正に蓄財した。
先月１１日に台北市郊外の拘置所に勾留された陳氏は、逮捕は「捜査は政治的迫害だ」と主張、３週間近くのハンガーストを続けるなど無罪を訴えてきた。
最高検は十二日、陳水扁・台湾前総統の不正に蓄財を「過去最高額」と認定、求刑に対しても厳しい態度で臨むとしており有期刑で最長の懲役三十年か無期懲役を求刑する可能性がある。
中央通信社は、陳水扁・台湾前総統や家族らによる不正貯蓄が約７億台湾元（約１８億８０００万円）以上に上ることを最高検が確認したと報じた。
◆拘置所で本の執筆、２冊目に突入 台北市郊外の拘置所に身柄がある陳水扁・台湾前総統の拘置日数は逮捕されて以来、１２日で１カ月になった。
台湾では起訴と同時に求刑する場合が多いが最高検は余罪があるとみており引き続き前総統を拘置し全容を解明する構え。
最近では「台湾と中国は別々の国台湾人は台湾人建国を成し遂げ素晴らしい将来を」という「台湾の歌」を作った。
もしも胸を張って世に出ることができなければ、台湾の歴史の十字架を背負って死にたい」とつづった。
「政治的迫害だ」と訴える前総統に対し、検察当局は今後、裁判の場で「総統の犯罪」を立証していく。
その中で前総統は「自宅で別れてから１３日がたったが、まるで１３年間のようだ」と心情を吐露。
Generated 2008-12-13_9:53
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