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「将来が不安定でストレス」ネコ殺す 容疑の男（２６）を書類送検
野良猫を虐待して殺したとして、大阪府警鶴見署は１９日、同府守口市東光町、京都市内の大学文学部聴講生の男（２６）を動物愛護法違反（殺傷）容疑で、厳重処分を求める意見書を付けて書類送検した。
同署によると、男は１１月２０日午後、大阪市の鶴見緑地で野良ネコのしっぽをつかんで振り回し、地面に投げつけ、殺した疑いが持たれている。
野良猫の世話をする東京都のモデル・対象地域に計３０か所が地域に指定されていたことを、入居前に説明されなかったのは不当だとして、国立市の都営アパートの男性住民（４６）が都住宅供給公社を相手取り、慰謝料や転居費用など計１３２万円の損害賠償を求める訴訟を、東京地裁八王子支部に起こしていたことが分かった。
しかし、ここは野良猫が目立つようになった２００３年に、都が無料で猫の不妊去勢手術をしたり、飼育ルールを作るために職員を講師として派遣したりする「地域制度」のモデル・対象地域に計３０か所が地域に指定されていた。
公社側の答弁書によると、都が「捨て猫を誘発する」という理由でモデル・対象地域の場所を公表していないことなどから、指定を知る立場になく、男性に対して説明する法的義務はなかった、と主張。
府警関係者によると、男は大学卒業後、派遣社員やアルバイト暮らしが続き「友人がみんな就職しているのに自分は将来が不安定でストレスがたまっていた」と供述しているという。
大阪府警鶴見署は１９日、公園内で猫を殺害したとして動物愛護法違反の疑いで、自称京都市内の大学文学部聴講生の男（２６）を書類送検した。
１年の指定期間後は、猫が寿命で姿を消すまで、地元の自治会やボランティア団体などが管理を続けることになっているという。
「将来が不安定でストレス」ネコ殺す容疑の男書類送検2008年12月19日20時57分印刷ソーシャルブックマーク。
男は調べに対し「散歩中、ネコに癒やしを求めてなでようとした」「威嚇されたので腹が立った」とも話したという。
府警関係者によると、男は１１月２０日午後、大阪市の鶴見区で見つけた野良猫をなでた際、威嚇されていたことに立腹。
これに対し、男性は「都営住宅管理者でありながら『説明義務はない』は通用しない。
猫の嫌いな人、アレルギー体質の人にとっては生死にかかわる」と訴えている。
Generated 2008-12-20_3:3
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