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      地銀・第二地銀45行、9月中間期決算は01年以来の赤字に転落


      第二地方銀行協会が１８日発表した加盟４５行（１０月に北洋銀行と合併した旧札幌銀行を含む）の２００８年９月期中間期決算（単体ベース）は、税引き後利益が１９４億円の赤字）以来となり、前年同期（７８２億円の黒字）から大幅に悪化した。
      本業のもうけを示す実質業務純益も同２４．０％減の７５２２億円と、世界的な金融市場の混乱の影響が地方経済にも及び始めている現状が浮き彫りになった。
      自己資本比率は０．１ポイント低下の１１．０％となったが、全国の地銀平均の１０．４％は上回った。
      不良債権残高は７兆９０００億円と０８年３月期に比べて４０００億円増加し、不良債権比率（総貸し出しに占める不良債権の割合）も３．９％と同０．２ポイント上昇した。
      株価下落や景気悪化に伴う融資の焦げ付きの増加などで、３割強に当たる３５行が最終赤字に転落している地銀・第二地銀の経営は厳しい経営実態が浮き彫りとなった。
      東海財務局は１２日、東海４県（岐阜、静岡、愛知、三重）の地方銀行１３行の平成２００８年９月期中間期決算（単体）を集計を開始した結果を発表した。
      世界的な金融市場の混乱に伴う市況低迷で、株式などの減損処理費用が増えたことが響き、純利益は１３９４億円と、前年同期比５５．５％減の２７０億円となった。
      金融庁が８日まとめた地方銀行と第二地方銀行の計１１０行の０８年９月期中間期決算の概要によると、純利益は１３９４億円と、前年同期比で６．８２％減の１３９４億円となった。
      赤字は前年同期の１行から１６行に増えたほか、増益だったのはわずか８行と前年同期（３０行）より急減し、減益が４０行だった。
      財務の健全性を示す自己資本比率は３月末時点より０・１２％低下して９・２４％となるなど、第二地銀の厳しい経営は厳しくなっている
      融資先の経営不振で不良債権処理費用が膨らんだほか、金融市場の混乱で保有する有価証券の損失を計上を迫られたためだ
      大幅な株価下落時に損失を計上する減損処理を中心とする株式償却費用も同３倍の９９１億円に膨らんだ。
      地方銀行、純利益は１３９４億円と、前年同期比で６．８２％減９月期中間期2008年12月8日22時23分印刷ソーシャルブックマーク。
      金融庁は８日、地方銀行と第二地方銀行の計１１０行の０８年９月期中間期決の算概要を発表した。
      Generated 2008-12-18_22:36


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