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東京円:一時90円台前半に下落 1週間ぶりの円高・ドル安水準
9時時点では1ドル=88円67—71—76銭前後と、前日の17時時点と比べて1円62銭の円高・ドル安水準で推移している。 特にあすまで開かれる日銀の金融政策決定会合における追加金融緩和の有無などによって、円相場や金融株などの動向に影響が出かねないため、結果を待ちたいとする雰囲気が強い。 ユーロなど相対的に金利が高い通貨がドルに対して戻りを試していることがクロス円取引(ドル以外の通貨に対する円の取引)で円売りを誘っており、対ドルでも円の上値を抑えている格好だ。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間あす未明に控え、全般に様子見気分が強いなか、日米の政策金利が逆転する可能性を意識した円買い・ドル売りが散見される。 18日の東京株式市場は、同日始まった日銀の金融政策決定会合の結果を見極めようと、積極的な取引が手控えられ、日経平均株価(225種)の終値は、前日比54円71銭高の8667円23銭と続伸した。 日銀が18、19日に開く金融政策決定会合の内容を見極めたいとの声が多く、目新しい手掛かりに乏しいなか値動きの悪さを嫌気した見切り売りも続いているもようだ。 米連邦準備制度理事会(FRB)が前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げを決定し、日米の政策金利が逆転したことから、円買い・ドル売りの流れが続いている。 12時時点は前日の17時時点に比べ49銭の円高・ドル安水準の1ドル=90円46—49銭近辺で推移している。 東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は0・23ポイント高の838・69。 午前11時時点では前日午後5時比1円39銭円安・ユーロ・ドル安水準高の1ユーロ=125円09~15銭。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1469億円、売買高は14億5999万株。 日経平均オプション09年1月物は株式相場の上昇を受け、プットが下落した。 18日後場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は前日終値(8612円)近辺でこう着。 前日の米大幅利下げを決定を受けて外国為替市場で円高・ドル安が進み、主力の輸出関連株に業績の悪化を懸念した見切り売りが膨らんでいる。 Generated 2008-12-22_13:54
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