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新興市場22日、ジャスダックとヘラクレス4日続落 ネット株一角に買いも
ジャスダック市場の売買代金は概算で127億円、売買高は3846万株だった。
インターネットやバイオ関連の一角のほか好材料の出た銘柄が買われ、東証マザーズ指数と大証ヘラクレス指数は小幅に反発した。
半面、楽天、セブン銀、マクドナルドが買われ、自己株式の取得を発表したＮＤソフトが値幅制限の上限（ストップ高）まで上昇した。
前日の米国株が大幅な利下げを受けて急伸したことを受け、取引開始前には東証１部の主力株に加え新興主力株への買い戻しも期待されていた。
日経ジャスダック平均株価は反落し、前引け（11時１分現在）は前日比２円20銭安の1077円55銭だった。
主力株の一角が換金売りに押されて下げ、日経ジャスダック平均株価と大証ヘラクレス指数は小幅に３日続落した。
ジャスダック平均株価の終値（確報）は前日に比べ２円19銭安の1075円83銭だった。
上場３日目のグリーが小幅安で終えたほか、きょう新規上場して公開価格（1900円）の2.1倍となる4000円で初値を付けたペパボも、大引けは3800円と初値を下回って終えた。
新規上場したグリーは公開価格（3300円）を52％上回る5000円で初値を付けた。
17日午前の新興企業向け株式市場で、主要３指数がそろって３営業日ぶり反落した。
前場の売買代金は約67億円で、マザーズ市場全体の売買代金（113億円）の約６割を占めた。
上場２日目のグリーに、堅調な値動きが続くことや2009年６月期通期の大幅増益見通しを好感した買いが集中し、ほかの銘柄に買いが入りにくくなっている面もある。
中国ネット検索最大手の百度（バイドゥ・ドット・コム）と中国市場向けに電子商取引（ＥＣ）事業で提携すると発表したアクロディアがストップ高で買い気配が続く。
日経平均株価が後場に下げに転じる場面があり、投資家心理が盛り上がりに欠けたなか、新興市場では物色の柱が見当たらないこともあり戻り待ちの売りが優勢だった。
日経平均株価が前日終値を挟んでの神経質な値動きとなる中、新興市場でも模様眺め気分から積極的な買いは見送られ、総じて小安い水準での推移が続いた。
Generated 2008-12-22_17:59
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