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      核計画申告の検証:北朝鮮:エネルギー支援中断なら無能力化のペースダウンも


      米国務省のマコーマック報道官は12日の記者会見で、北朝鮮が核計画申告の検証枠組みに合意しない限り「今後、エネルギー支援は行われない」と断言した。
      マコーマック報道官は同日の記者会見で「検証は6カ国協議プロセスの要であり、検証での合意がない限り協議は前に進まない」と指摘し、協議再開や各国の対応は北朝鮮の出方次第との認識を示した。
      エネルギー支援は、北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)核施設の)無能力化など核廃棄の「第2段階措置」の見返りとして、日本を除く4カ国が北朝鮮に重油などの提供を続けられている。
      北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が11日、核計画申告の検証方法の文書化で合意ができず閉幕したことについて、米国務省のマコーマック報道官は同日の記者会見で「検証で合意しない限り、米国と協議参加国はこれ以上の義務を果たすことはないだろう」と述べ、現在続けられている北朝鮮へのエネルギー支援が停滞するとの見通しを示した。
      6カ国協議の北朝鮮首席代表、金桂冠(キムゲグァン)外務次官は13日、5カ国によるエネルギー支援中断の方針について「中断されれば(寧辺(ニョンビョン)核施設の)無能力化のペースを調整する」と述べ、無能力化作業を遅らせる考えを明らかにした。
      北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を米国が取り消す可能性について、金次官は「再び(テロ支援国家としての)帽子をかぶせようとするなら、米国は政治も法律も何もない国だ」と反発した。
      マコーマック報道官は同日の記者会見で「検証は6カ国協議プロセスの要であり、検証での合意がない限り協議は前に進まない」と指摘し、協議再開や各国の対応は北朝鮮の出方次第との認識を示した。
      11日まで北京で開かれた6カ国協議の北朝鮮首席代表会合では、北朝鮮の反対で検証枠組みの合意文書化に失敗しており、今回の措置は、メンツをつぶされた米国の報復とも言える。
      エネルギー支援は、北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)核施設の)無能力化など核廃棄の「第2段階措置」の見返りとして、日本を除く4カ国が北朝鮮に重油などの提供を続けられている。
      Generated 2008-12-13_20:28





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