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外為12時 円、大幅に続落し90円台前半 対ユーロ相場は反発も伸び悩み
景気の先行きについては、当面、悪化が続き、急速な減産の動きなどが雇用の大幅な調整につながることがことがる懸念があるとして、「景気をさらに下押しするリスクが存在する」と指摘した。 10時前の中値決済に向けて、輸入企業などの円売り・ドル買いが強まったほか、朝方に発表された11月の貿易統計で前年同月比の輸出額の減少率が過去最大の輸出減少率だったことも円売りを誘った。 日銀は19日、追加利下げや長期国債の買い取り増額とともに「禁じ手」とされてきたコマーシャルペーパー(CP)の買い取りという「異例中の異例」(白川方明総裁)の策に踏み切っており、積極的な景気対応を求める政府や市場の声に対し、ほぼ「満額回答」で応じた。 円続落、一時90円台=1週間ぶり安値−東京市場 円続落、一時90円台=1週間ぶり安値−東京市場 22日午前の東京外国為替市場は、米経済への過度な悲観論が後退したのを背景に、円相場は一時約1週間ぶりの安値水準となる1ドル=90円24銭を付けた。 中間決算での業績悪化を受け、企業の収益は6カ月ぶりに「減少している」から「大幅に減少している」に、業況判断も2カ月ぶりに「悪化している」から「大幅に悪化している」に引き下げた。 19日にゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに対する「つなぎ融資」の実施が決まったことを受けて、輸入企業などの円売り・ドル買いがやや優勢だった前週末の海外市場の水準を引き継いで朝安で始まった。 ビッグスリー(米自動車大手3社)救済問題で前週末、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに対する「つなぎ融」資の実施が決まったことについては、株式市場の買いが目立たないこともあり、円相場への影響は特に見受けられない。 金利が下げられなくなったため、金融政策の目標を金利から資金供給量に切り替え、金融機関が日銀に預け入れる当座預金残高を最大30兆~35兆円まで増やして、これに見合う大量の資金を供給した。 だが、今回のCP)を買い取りも中央銀行が個別企業の信用リスクを直接引き受けることが気になるため、発行企業が破綻(はたん)した場合、日銀が損失を負う。 Generated 2008-12-22_21:23
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