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冷戦後、ロシア：大型対潜艦がハバナに到着 冷戦終結後初
ロシア艦艇、キューバに寄港はソ連の崩壊後初めて 2008.12.20 10:29 。
カリブ海で今月初めにカリブ海で行われたベネズエラと合同軍事演習を行ったロシアの大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」が１９日、２隻の補給艦とともにキューバの首都ハバナ湾に入港した。
その後、ロシア、ベネズエラ、ロシア両海軍側との軍船艦としては戦後初めてパナマ運河を通過したほか、反米左派のオルテガ氏が大統領を務めるニカラグアにも寄港するなど、中南米地域での影響力拡大を誇示するかのような行動をとっている。
１９日、キューバの首都ハバナに寄港したロシアの大型対潜駆逐艦アドミラル・チャバネンコ（ＡＰ＝共同） ロシアの対潜駆逐艦アドミラル・チャバネンコなどロシア北方艦隊の艦艇が１９日、キューバの首都ハバナに寄港した。
ロシア両海軍の軍艦船の中南米訪問に合わせるように、メドベージェフ露大統領は１１月、ベネズエラとキューバを訪問。
ベネズエラで今月行われた合同軍事演習に参加した大型対戦艦アドミラル・チャバネンコと２隻の補助艦で、キューバメディアは船団を率いるロシア北洋艦隊副司令官が「両国海軍の関係が強化のため」と語ったと報じた。
両国は旧ソ連の崩壊とともに関係が冷却化したが、先月、メドベージェフ露大統領（当時）がキューバを訪問するなど、急速に関係改善を図っており、グルジア紛争で対立した米国をけん制する姿勢を見せている
ベネズエラやキューバなど、中南米の反米国家と軍事的関係を強化し、米国による東欧でのミサイル防衛（ＭＤ）関連施設配備計画をけん制する戦略の一環とみられる。
艦を指揮するウラジミール・コロレフ海軍副大将は、出迎えたキューバ革命軍の高官を前に「今回の訪問は、両国海軍の関係を強化するものだ」と述べた。
チャバネンコは今月１～２日のベネズエラ海軍側との軍事演習後、ロシア両海軍の軍艦船としては６４年ぶりにパナマ運河を通過し、パナマの旧米軍基地に寄港。
冷戦終結後、ロシア・キューバ関係は疎遠になったが、００年にプーチン大統領（当時）がキューバを訪問して以降、経済・軍事協力が再開。
ロシア両海軍の軍艦、冷戦後初のキューバを訪問米の庭先に存在感2008年12月20日21時34分印刷ソーシャルブックマーク。
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