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      このためトヨタ系部品メーカー、派遣9割を削減 トヨタ紡織九州


      トヨタ自動車のグループ全体での二〇〇九年(暦年)世界生産台数計画が、八百万台近くまで落ち込む公算が大きくなった。
      トヨタ系部品メーカー、派遣社員の9割を削減トヨタ紡織九州2008年12月12日20時27分印刷ソーシャルブックマーク。
      トヨタは今月末、09年の世界生産台数実績は、〇三年が六百八十二万台、〇四年が七百五十四万台、〇五年が八百二十三万台、〇六年が九百一万台だった。
      トヨタは、ダイハツ工業に続いて日野自動車が傘下入りした01年から07年までの間で、グループ全体の世界生産、販売を毎年、平均60万台近く伸ばした。
      トヨタ自動車九州など九州・山口の自動車系の部品メーカーは相次いで減産に踏み切り、部品の需要も低迷している。
      このためトヨタは、田原工場(愛知県田原市)や子会社のトヨタ自動車九州など、国内外で減産を図る。
      だが〇八年は原油価格高騰に続き、九月以降の世界同時不況で、先進国などで販売不振が深刻化。
      積極的な世界展開を続けてきたトヨタの成長戦略が、世界同時不況で大幅な下方修正を強いられる。
      生産台数計画の前提となる販売計画についても、八百万台前後とすることで最終調整を進めている。
      過去最高だった〇七年実績の九百四十九万台から百五十万台程度の減少となる。
      〇七年に米ゼネラル・モーターズ(GM)を超えて、初めて世界一となった。
      これに合わせて生産台数も増加を続け、06年に初めて900万台を突破。
      トヨタ自動車系の部品メーカー、派遣社員の9割を削減トヨタ紡織九州(佐賀県神埼市)が来年3月までに派遣社員の9割に当たる約100人を削減することが分かった。
      92年に神埼市の工場が操業を始め、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の生産拡大などに合わせて、05年には宮若市にも進出している。
      トヨタは今月末、09年の世界生産台数実績は、03年が682万台、04年が754万台、05年が823万台、06年が901万台だった。
      トヨタ自動車のグループ全体での二〇〇九年(暦年)世界生産台数計画が、八百万台近くまで落ち込む公算が大きくなった。
      世界的な景気減速が長引けば、さらに自動車の減産が進み、部品メーカーでも派遣など非正社員削減の動きが広がりそうだ。
      Generated 2008-12-13_2:51





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