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      東証、小幅な値動き


      ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）も反発し、同３１．８４ポイント高の８４５．２１で午前の取引を終えた。
      ２２日の東京外国為替市場の円相場は２営業日続落し、午前１１時現在、先週末午後５時時点より８０銭円安・ドル高の１ドル＝８９円７２〜７７銭。
      ＦＲＢ）の大幅利下げによる米国株高を好感し、午前は一時、同１７３円２２銭高の８５７４１円２４銭まで買い進まれた。
      十六日のニューヨーク株式市場のダウ工業株三十種平均は米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の大幅利下げによる米国株高を好感して急反発、前日比三五九・六一ドル高の一五八九二四・一四ドルで取引を終えた。
      年内の破綻（はたん）の危機がひとまず回避され、投資家の不安心理がいったんやわらいだことから、証券や銀行、保険などの金融株をはじめ幅広い銘柄に買い注文が広がった。
      市場では年末が近づいて取引量が減る傾向がみられ、「売買に影響するような材料も乏しく、為替の動向に左右される状況が続くだろう」（大手証券）との見方がでている。
      一方、日銀による１９日の利下げを受け、長期金利の代表的指標の新発１０年物国債の流通利回りは一時、先週末終値より０．０２％幅低い年１．２０％を付けた。
      日経平均株価は反発し、午前は一時、前日終値比１７３円２２銭高の８５７４１円２４銭まで上昇、取引時間中としては１１月１７日以来１カ月ぶりの高値水準をつけた。
      １５日の東京外国為替市場は、米自動車大手３社（ビッグ３）の救済観測などを背景にドルが買い戻され、円相場は一時、１ドル＝９１円台前半に下落した。
      前週末のニューヨーク株式市場で、米自動車大手３社（ビッグ３）への米政府による救済期待などからダウ工業株３０種平均が上昇した流れを引き継いだ。
      米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が事実上のゼロ金利政策に移行し、日米の政策金利が逆転したことを受け円高が急速に進んでいることが嫌気された。
      一方で、不動産関連など国内企業の倒産が止まらず、業績がいっそう悪化する懸念も広がっており、上値の重い展開となっている。
      東京証券取引所第１部全体の値動きを示す東証株価指数（ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１２．７７ポイント（１．５３％）高い８４７．２０。
      Generated 2008-12-22_13:18


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