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      中国、EUと協力し早期解決を 大豆食品などを禁輸問題で


      中国の国営新華社通信によると、中国衛生省は1日、粉ミルクに有害物質メラミンが混入した事件で、中国全土で計29万人余りの乳幼児に腎臓結石など泌尿器系の異常が見つかったと発表した。
      メラミン粉ミルク被害29万人=6人の死に関連も−中国 メラミン粉ミルク被害29万人=6人の死に関連も−中国 中国衛生省は1日、粉ミルクに有害物質メラミンが混入された乳児用粉ミルクで泌尿器に異常が出た乳幼児が29万4000人に上ったと発表した。
      中国衛生省は1日、化学物質メラミンに汚染された乳児用粉ミルクで腎結石などの健康被害を受けた乳幼児が29万4000人に上ったと発表した。
      中国外務省の劉建超報道局長は4日の定例記者会見で、欧州連合(EU)がメラミンに汚染で中国産の大豆食品などを禁輸したことについて「双方の対話と協力で解決できる」と述べ、EU側と協力し早期に問題を解決したいとの姿勢を示した。
      混入した事件が明らかになった9月上旬以降、死亡した乳幼児はいないが、過去にさかのぼると、甘粛で2人、江西、浙江、貴州、陝西の各省で1人の計6人の死亡は、粉ミルクとの関連が疑われるとしている。
      大手乳製品メーカー「三鹿集団」など問題の粉ミルクを飲んだ可能性がある2238万人が診察を受け、症状が重く入院した患者は延べ5万1900人で、現在も861人が入院している。
      欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は3日、中国産の大豆を原料とする食品から、有害物質メラミンが検出されたとして、乳幼児や子供向け関連食品の輸入を全面禁止すると発表した
      衛生省によると、全国各地から11人の死亡報告があったが、調査の結果、うち6人が汚染された乳児用粉ミルクとの関連があったが、ほかの5人は因果関係が認められなかったとしている。
      メラミンが混した入事件発覚後、死亡した乳幼児は報告されていないが、発覚前に甘粛省などで死亡した計6人については、粉ミルクとの関連性を排除できないという
      劉局長は、各国との連携をさらに強化していくとした上で「中国は食品安全を高度に重視し、輸出先の国の食品安全も重視している」と強調した。
      Generated 2008-12-5_3:40





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