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自治区から石油輸出することで合意 イラク中央政府とクルド
ロシアのメドベージェフ大統領に同行している天然ガス独占企業ガスプロムのメドベージェフ副社長は22日、サハリン２」の日本向け液化天然ガス（ＬＮＧ）の積み出しが来年2月19日に始まるとの見通しを明らかにした。
イラクとの国境に近いトルコ南東部ミドヤトで２１日、イラク石油省と同国北部の油田地帯キルクークとトルコ南部ジェイハン港を結ぶパイプラインが爆発して炎上、ロイター通信によると、タウケ油田からトルコの当局者は２２日現在、送油が依然停止していると述べた。
イラク中央政府は２７日、自治政府が独自に外国企業と自治区内の油田開発契約を結んだことに反発し輸出を認めていなかったが、輸出容認に方針転換したとみられる。
麻生太郎首相とロシアのメドベージェフ大統領との首脳会談に同席したロシア政府系天然ガス独占企業ガスプロムのメドベージェフ副社長が22日明らかにした。
ロイター通信によると、イラク石油省と同国北部のクルド人自治政府は２７日、自治区で採掘した石油をトルコに輸出することで合意した。
広報官はノルウェーの会社が権益を持つタウケ油田からの輸出について「初期合意に至った」と述べたが、輸益の分法などは不明。
自治政府によると、タウケ油田からトルコのジェイハン港に至るパイプラインで、来年初めから日量１０万バレルを輸出。
パイプラインはその後、自治区内の別の油田につながれ、来年末には日量計２５万バレルを輸出する見通しという。
副社長は「日ロ首脳とも二国間関係の新たなページが開かれることに祝意を示した」と述べた。
トルコ南東部では、少数民族クルド人の武装組織が過去にパイプラインを爆破したことがある。
自治区から石油輸出で合意イラク中央政府とクルド 2008.11.28 12:20 。
ＡＰ通信によると、地元知事は爆発について、人為的なものである可能性を指摘した。
日本の中東へのエネルギー依存を引き下げる事業として期待されている。
Generated 2008-11-29_3:31
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