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ノキア：ドコモとＫＤＤＩ（ａｕ）、ソフトバンクモバイル向けの携帯電話端末の販売を打ち切り
ノキアは２月から、富裕層を対象にした１台数百万円の高級携帯電話端末ブランド「ヴァーチュ」の端末販売を始め、３月に通信サービスは提供を開始するとみられる。
ヴァーチュは貴金属などを使った高級携帯電話端末で、世界の約５０カ国で販売されている。
また、世界的な景気後退でノキアは業績が悪化し、戦略の見直しを迫られており、ティモ・イハムオティラ上級副社長は「現在の厳しい世界経済の中では、日本国内で独自の製品展開のための投資は続けられないと判断した」とのコメントを発表した。
同社はＮＴＴドコモから通信回線を借りて、来年には日本で自ら通信サービス事業を始める方針で、来年初めに自社販売網で発売する予定の高級携帯電話端末ブランド「ヴァーチュ」に特化する。
ノキアは既存の通信回線を借りる仮想移動体通信事業者（ＭＶＮＯ）として、自社製の携帯電話端末で独自の通信料金体系でサービスにも乗り出す方針。
ノキアは現在、ドコモとＫＤＤＩ（ａｕ）、ソフトバンクモバイルに携帯電話端末を販売しているが、来年初めにも打ち切るとみられる。
ＭＶＮＯは巨額の通信インフラ投資を省ける利点があり、国内では、ウォルト・ディズニー・ジャパンがソフトバンクモバイルの通信回線を借りて「ディズニー・モバイル」を展開している。
また、世界的な景気後退でノキアは業績が悪化し、戦略の見直しを迫られており、ティモ・イハムオティラ上級副社長は「現在の厳しい世界経済の中では、日本国内で独自の製品展開のための投資は続けられないと判断した」とのコメントを発表した。
ＮＴＴドコモとＫＤＤＩ（ａｕ）、ソフトバンクの三社が圧倒的なシェアを占めてきた日本の携帯業界は、ノキアの参入で一つの転機を迎えることになる。
携帯電話端末メーカー世界最大手のノキア（本社・フィンランド）が来年三月にも、日本国内で独自の携帯電話事業を始めることが二十二日、分かった。
高級携帯電話端末を販売した上で、専門の応対担当者を配置し利用者からの通話連絡で、ホテルの予約などさまざまな要求に応えるサービスも計画。
富裕層向け通信サービスへの参入に先立ち、来年２月にも、金などの貴金属などを使った高級ブランド「ヴァーチュ」の端末を販売を始める予定だ
Generated 2008-11-27_22:18
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