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中国、仏大統領を批判 ダライ・ラマとの会談「内政干渉」
中国ではサルコジ氏への抗議行動として、インターネット上では仏製品のボイコットを呼び掛ける運動が起きており、7日も駐仏大使の召還を求めるなど強硬論の書き込みが目立った。
中国外務省の劉建超・報道局長は２日の定例記者会見で、欧州連合（ＥＵ）議長国フランスのサルコジ仏大統領が、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ１４世と近く会談すると表明したことについて、「フランス側が大事な選択をしなければならない時だ。
中国外務省は7日、サルコジ仏大統領とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の会談について、「フランスの行動は中国への内政干渉で、中国人の感情を激しく傷つけた」と批判する劉建・超報道局長の談話を発表した。
中国ではサルコジ氏への抗議行動として、インターネット上では仏製品のボイコットを呼び掛ける運動が起きており、7日も駐仏大使の召還を求めるなど強硬論の書き込みが目立った。
チベット問題の行方が不透明な状況下、中国は対欧、対仏関係の一時的冷却化も辞さない姿勢を見せながら、ダライ・ラマに対する実質的支持が欧米で広がるのを阻もうとしている。
その後、「チベット問題は中国の核心的利益にかかわる」として、今月初めに仏で開く予定だった第１１回中国・ＥＵ首脳会議の延期を発表した。
中国側の重大な関心を尊重し、中国と欧州、中仏の関係発展に必要な状況を作り出してほしい」と述べ、会談中止を強く求めた。
中国のインターネット上では仏製品のボイコット論が再燃し始めており、劉局長は２日の定例記者会見で、自国民に冷静な対応を呼びかけた
「中仏の関係に損害をもたらし、フランスはすべての責任を負わなければならない」と強調した。
Generated 2008-12-7_23:25
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