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11月国内新車販売、過去最悪の27％減…39年ぶり低水準
１２月の世界販売台数が前年並みとなっても、２００８年の年間販売台数は前年比約７％減の３２０万台前後にとどまり、第１次石油危機の影響を受けた１９７４年（３１３万３０２１台）以来、３４年ぶりの販売不振となる。
三菱自動車が４５・５％減、ダイハツ工業が４６・５％減と大幅減となり、最大手のトヨタ自動車も２７・７％減だった。
１日発表された１１月の国内新車販売台数（軽自動車の販売台数も、前年同月比０・７％減の１５万３１０１台と２か月ぶりに減った。
トヨタは既に、０８年の世界販売台数計画を、当初予定から３５万台減の９５０万台に下方修正している。
日本自動車販売協会連合会が１日まとめた１１月の国内新車販売台数（軽自動車を除く）は前年同月比２７・３％減の２１万５７８３台となり、１１月としては過去最大の下落率を記録した。
世界的な新車需要の減退を受け、大手８社は１１月以降、減産を強化しており、今後は生産台数が全社とも前年同月比マイナスになる可能性が高くなった
鉄鋼や樹脂などの素材メーカーや、部品メーカーの間にもリストラの動きが広がっており、景気悪化に拍車がかかる恐れが強まっている
ダイハツ工業と日野自動車を合わせたグループ全体で、１−１０月の累計では前年同期比０・９％減の７７３万７０００台。
販売台数をメーカー別に見ると、ホンダが１３か月ぶりに前年実績を割り込むなど、大手８社がそろってマイナスとなった。
一方、国内販売は、低燃費の小型車や軽乗用車に強みを持つダイハツ、ホンダ、スズキの３社だけが前年同月を上回った。
米国発の世界金融危機の影響で実体経済が急速に悪化する中、１１月以降も自動車の市場が回復する兆しは見えない。
トヨタは既に、０８年の世界生産は、日野自動車とダイハツ工業を含むグループ全体で１２・６％減の７９万１６６５台だった。
トヨタは既に、０８年の世界販売台数計画を、当初予定から３５万台減の９５０万台に下方修正している。
グループ全体の０７年実績は９３７万台、トヨタ単体では８４３万台で、０８年実績はいずれも下回る。
ただ今年前半は販売が比較的、好調だったため、１−９月の累計販売台数（軽自動車を除く）は前年同期比で微増だった。
Generated 2008-12-1_22:3
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