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      雅山、不敵に笑う＝大相撲九州場所：白鵬、雅山ともに1敗堅持


      ２敗は琴欧洲に３連勝した安馬、３日目から７連勝の把瑠都の両関脇と平幕の稀勢の里、嘉風の４人。
      雅山（右）が黒海を寄り切りで降す＝福岡国際センターで２００８年１１月１７日撮影 大相撲九州場所（福岡国際センター）は９日目の１７日、白鵬は初顔の栃ノ心を問題にしない上手投げにほふり、取り直しの末、左粘り四つ相撲で粘り勝った雅山とともに給金を直して１敗を堅持。
      神事相撲で知られる島根県隠岐出身で、隠岐水産高では相撲部で鍛えつつ漁業科で学び、漁をできる小型船舶の免許を持つ異色力士だ。
      大相撲九州場九日目、同体となり取り直しになった雅山・黒海の取り組み＝福岡国際センター（撮影・岡田亮二） 雅山は取り直しの末に黒海を下し、平成１８年夏場所以来となる９日目での勝ち越しを決めた。
      これまでは白星を積んでも「勝ち越すまでは何も言わない」としていたが、この日は「横綱大関で休みが多い。
      雅山は「最初の軍配が黒海関に上がって『あれっ』と思いながら、『もう一丁』と備えた」。
      盛り上げる意味でも可能な限り付いていく」と、元大関らしい積極的な言葉を口にした。
      「出身は福岡ではありませんが、『福岡』の声援が励みになります」と笑った。
      黒海との投げの打ち合いで取り直しの末、左四つ相撲で粘り勝った。
      大相撲九州場九日目、同体となり取り直しになった雅山・黒海の取り組み＝福岡国際センター（撮影・岡田亮二） 雅山は取り直しの末に黒海を下し、平成１８年夏場所以来となる９日目での勝ち越しを決めた。
      雅山、不敵に笑う＝大相撲九州場所９日目 雅山、不敵に笑う＝大相撲九州場所９日目 雅山が粘り強く取っても（勝ち越した。
      敗れても「場所を盛り上げる意味でも（優勝争いに）食いついていきたい」と意気軒高だった。
      １分を超える大相撲を制し「今場所は前に攻めているので安心して相撲が取れる」と自賛した。
      「思い切り当たることだけ考えた」と突こうとしていたが、懐の深い相手につかまって左四つに。
      「給金相撲は何年たっても（勝ち越しを意識して）ダメ」とぼやいたベテラン。
      だが、右前まわしを取って前に出ると、出足を利用されて左からすくわれた。
      Generated 2008-11-17_22:44


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