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      北朝鮮への追加制裁要望=拉致被害者の家族、河村建夫官房長官に面会


      市川トミさんの遺影が飾られた祭壇に手を合わせる遺族ら=17日、鹿児島県鹿屋市(代表撮影) 1978年8月に鹿児島県日置市)の吹上浜の海岸で北朝鮮は8月に拉致された市川修一さん(行方不明当時歳23)=の母親で、15日に91歳で死去したトミさんの葬儀が17日、自宅のある同県鹿屋市内で営まれた。
      飯塚繁雄さんは拉致被害者、市川修一さん=失跡当時(23)=の母、市川トミさん(91)が15日に亡くなったことに触れ、「あすはわが身と思う家族もおり、拉致問題の解決までにこういう場面が起きないことを希望している。
      河村建夫官房長官は17日午前の記者会見で、北朝鮮による拉致被害者の母・市川修一もおじさん(失跡当時23)の母、市川修一さんの母、トミさんの死去について「ご存命中に修一さんを取り戻すことができず、慚愧(ざんきの念に堪えない」と述べた。
      修一もおじさんは30年前の昭和53年8月、デート中だった増元るみ子さん=同(24)=とともに、鹿児島県・旧吹上町(現日置市)の吹上浜海岸で北朝鮮は8月に拉致された。
      130人が別れ拉致被害者の母・市川修一もおじさん、の母トミさん葬儀2008年11月17日18時54分印刷ソーシャルブックマーク。
      めぐみさん=同(13)=が拉致されてから31年になった15日、滋さん夫妻は新潟市内で開かれた県民集会に出席し、「政府は6者協議(6カ国協議)で日本の父親として怒っていただきたい」と懸命に訴えた。
      葬儀には、「修一もおじ一さんとともに拉致された増元るみ子さん(同24)の弟照明さん(53)や姉の平野フミ子さん(58)、内閣官房拉致問題対策本部事務局の河内隆・総合調整室長らも参列した。
      修一もおじさんが増元るみ子さん(行方不明当時24)と一緒に拉致された78年夏、トミさんは夫の平さんと営む衣料品店を生鮮食品も扱うスーパーに衣替え。
      北朝鮮は平成14年9月の日朝首脳会談で「死亡」と伝えてきたが、トミさんは「修ちゃんは生きている」と気丈だった。
      7月に新築した自宅には、帰国に備えて修一もおじさんの部屋をつくり、修一さん愛用の本棚に好きな歴史書などを並べた。
      るみ子さんの父、正一さんや、修一さんの姉、渡辺孝子さんらも再会はかなわず亡くなった。
      Generated 2008-11-21_5:39





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