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中部電力、浜岡原発：1、2号機を廃炉、6号機新設 中部電力が決定
◇御前崎市に協力を要請…中部電力社長 中部電力の三田敏雄社長は２２日午前１０時半、静岡県御前崎市の石原茂雄市長を訪問。
中央上の円内は６号機の建設予定地とみられる場所＝静岡県御前崎市佐倉で１３日、本社ヘリから馬場理沙撮影 中部電力の三田敏雄社長は２２日午前、運転を停止中の浜岡原子力発電所（静岡県御前崎市）１、２号機（出力計１３８万キロワット）を廃炉にし、代替機と施設内にして６号機を新設することを決めた」と計画を取締役会で正式決定した。
１、２号機の運転終了に伴い、中電は０９年３月期決算で約１５５０億円の特別損失を計上するため、同期の最終（当期）損益の予想を従来の２２０億円の黒字から７８０億円の赤字に下方修正した。
しかし、運転開始から３０年以上が経過し、主要部品の交換などで耐震補強工事費用が約３０００億円、工事期間も約１０年間と原発新設レベルに達する見通しになったため、最新型の原子炉を建設した方が経済的と判断した。
中部電力、浜岡原発１、２号機の運転終了と、６号機建設を決定 中部電力、浜岡原発１、２号機の運転終了と、６号機建設を決定 中部電力は２２日、浜岡原子力発電所１，２号機の運転終了と、６号機の建設計画を決めたと発表した。
原子炉は５号機と同じ出力１４０万キロワット級の改良型沸騰水型軽水炉（ＡＢＷＲ）とし、１５年に着工する予定。
５号機の東側の敷地に、１５年に着工し、１８年前半の稼働を目指す。
中部電力は２２日の臨時取締役会で、耐震補強工事で運転を止めていた浜岡原子力発電所（静岡県御前崎市）の１号機と２号機を廃炉にし、代替機として、６号機を施設内に新設することを決めた。
３〜５号機は今年３月までに工事を終えたが、大規模な工事が必要な１号機（出力５４万キロワット、０１年から運転を停止）と、２号出力機（８４万キロワット、０４年から停止）は後回しにして、廃炉にするか最新型に置き換えるか検討していた。
１号機（出力５４万キロワット）は０１年の配管破断事故後、２号機（出力８４万キロワット）は０４年の定期点検から運転を停止している。
浜岡原発をめぐっては、市民団体から１〜４号機の運転の差し止め訴訟があり、一審は中部電力が勝訴したが、控訴審で審理が続いている。
Generated 2008-12-22_15:55
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