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熱湯を入れた密閉型のアクリル製の密閉式冷水筒、破損でやけど9人 経産省調査
冷蔵庫で横に寝かせて収納できるアクリル密閉式冷水筒で、熱湯を入れてすぐにふたを閉めた際に中の圧力が高まり、製品が破損する事故が2005年以降で10件あったことが14日、経済産業省のまとめで分かった。
経済産業省は１４日、アクリル製冷水筒が熱湯を入れた直後に割れる事故が去年と今年の夏に神奈川、愛知、静岡の３県で起き、３人が重傷のやけどを負ったと発表した。
昨年６月には、静岡県の女性が、やかんでわかした熱湯を入れ、冷まさないうちにふたをしたアスベル」（奈良県）の水筒を持ち上げると、割れて熱湯がかかり、足などにやけどを負って重傷。
経産省によると、昨年８月、愛知県で女性がアスベル」（奈良県大和郡山市）製の密閉型のアクリル製冷水筒に沸騰したお茶を入れた直後にふたを閉めて持ち上げたところ、取っ手付近が割れ右手首にやけどをした。
同省によると、重傷事故が３件起きたのは、プラスチック用品製造・販売業「アスベル」（奈良県）の水筒３件と、生活用品製造・販売業「良品計画」（東京都）が「無印良品」ブランドで販売した１件。
経産省によると、昨年８月、愛知県で女性がアスベル」（奈良県大和郡山市）製の密閉型のアクリル製冷水筒に沸騰したお茶を入れた直後にふたを閉めて持ち上げたところ、取っ手付近が割れ右手首にやけどをした。
ともに横に倒してもこぼれない密閉度の高いタイプで、使用者が熱湯が冷める前にふたを閉めたため、中の空気の膨張圧に耐えられなかったとみられる。
熱湯を入れた密閉型のアクリル製冷水筒が割れて、やけどを負う重傷事故が３件起きていたことが、経済産業省のまとめで分かった。
アクリル製冷水筒に熱湯を入れてすぐにふたをすると、湯気で内圧が高まり破損しやすいことが14日、経済産業省の調査でわかった。
冷水筒のふた、すぐには閉めないで熱湯で割れ３人が重傷2008年11月14日18時30分印刷ソーシャルブックマーク。
耐熱性をうたった表示は事故後に改められたが、今も売られており、経産省は使い方に気をつけるよう呼びかけている。
アスベルの商品は本体に「熱湯ＯＫ」と表示する一方、冷めるまでふたをしないよう求めるなど誤解を招く説明だった。
Generated 2008-11-15_3:54
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