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      労組の「契約打ち切り撤回」要請、三菱ふそうが拒否


      三菱ふそうトラック・バス(川崎市)が年内に派遣労働者ら計500人の年削減方針を示している問題で、同社の派遣労働者2人が加入する労働組合「首都圏青年ユニオン」は20日、同社から契約打ち切り撤回には応じられないとする回答書を受け取ったことを明らかにした。
      男性によると、同社川崎工場に約4年間勤務したが、11月18日、工場内で派遣会社の担当者から人員削減を理由に、今月25日付の解雇を通告された。
      今年4月更新した雇用契約の期間は1年間だったが、11月中旬に派遣会社側から「12月末で派遣が解除されるため、解雇する」と口頭で告げられ、従業員寮からの退去も求められたという。
      三菱ふそうトラック・バス(川崎市)の川崎工場で働く派遣社員の男性(35)ら2人が17日、派遣契約を期間中に解除され、従業員寮からの退去を求められたのは不当として、同社や派遣会社に雇用継続と使用の延長を申し入れた。
      契約社員の男性「退無理」=三菱ふそうに解雇撤回を申し入れ 契約社員男性「退無理」=三菱ふそうに解雇撤回申し入れ 「毎日不安でいっぱい」「退寮は金銭的に無理」−。
      2人が年内での契約打ち切りと寮からの立ち退きを求められたため、同労組は今月17日、契約打ち切り撤回や寮での生活継続などを同社に団体交渉を申し入れていた。
      会見に出席した派遣社員の男性(35)は、川崎工場で4年近く、トラックの運転席部分の組み立て工程などで働いてきた。
      11月22日には、三菱ふそう側が所有する社員寮から今月29日までに退去するよう書かれた紙が寮のポストにあった。
      先月中旬、派遣会社から急に今月25日付での契約解除と、同28日限りでの寮からの退去を求められたという。
      三菱ふそう契約解除の2人、撤回を申し入れ2008年12月17日19時31分印刷ソーシャルブックマーク。
      男性が加入する労働組合「首都圏青年ユニオンによると、男性は同工場で約4年間、車の組み立て作業に従事。
      派遣会社との雇用契約書には、契約期間が今年4月1日からで、終了期間の区切りはなかったという。
      同労組は「雇用も住居も失おうとしている派遣労働者に何らの配慮もない」と批判している
      Generated 2008-12-20_23:33





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