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患者ら日本製薬と和解 薬害Ｃ型集団肝炎訴訟、提訴6年で決着
薬害肝炎訴訟が終結＝日本製薬とも合意書−社長、原告団に謝罪 薬害肝炎訴訟が終結＝日本製薬と合意書−社長、原告団に謝罪 薬害Ｃ型肝炎集団訴訟で、全国原告・弁護団と被告企業の日本製薬は１４日、東京都千代田区の同社本、社で、訴訟解決の基本合意書を締結した。
双方が合意書に調印した後、全国から集まった原告らを前に、日本製薬の三浦勉社長は「被害の発生と被害拡大を防止できなかったことに対し、皆様とご家族、ご遺族に心より深くおわび申し上げます」と述べ、頭を下げた。
国や、大半の原告にとって被告企業の田辺三菱製薬（旧ミドリ十字、大阪市、旧ミドリ十字）などに続き、1残っていた日本製薬とも合意したことで、2002年から全国的に起こされた集団訴訟は約6年ぶりに決着した。
汚染された血液製剤によりＣ型肝炎に感染したとして、患者らが国や製薬会社に賠償を求めた薬害肝炎訴訟で、全国原告・弁護団と被告企業の日本製薬は14日、東京都千代田区の同社本社で、事実上の和解となる基本合意書に調印した。
基本合意書では、日本製薬が薬害被害の発生と被害拡大を防止できなかった責任を認め、被害者に謝罪するという内容で、今後も被害実態調査に協力するほか、原告側との協議を継続して再発防止に努めることも約束している。
各地、高裁の原告は国と和解した上で製薬会社への賠償請求を放棄する手続きを取る。
患者さんを助け、命を守る製薬会社として深く反省する」と謝罪した。
合意書では、９月に田辺三菱側と交わしたものとほぼ同じ内容で、日本製薬が血液製剤による薬害被害の発生と被害拡大を防止できなかった責任を認めて謝罪。
一方、血液製剤の投与を証明するカルテなどが入手困難で、提訴できない患者が相当数いるなど、患者救済にはまだ多くの課題が残っている。
合意書への調印を終えた後、日本製薬の三浦勉社長は「被害者の皆様に心より深くおわびしたい」と原告側に謝罪し、頭を下げた。
調印式で三浦勉社長は「被害の発生と被害拡大を防止できず、被害者の皆さまに心より深くおわびしたい。
各地、高裁の原告は順次、国と和解した上で製薬会社への賠償請求を放棄する手続きを取る。
Generated 2008-12-15_17:57
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