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刑事裁判への被害者が公判への参加：東京地裁でも申請 暴行受けた50代男性
被害者参加認める決定＝来年１月１９日に初公判−釧路地裁 被害者参加認める決定＝来年１月初公判−釧路地裁 １日から始まった刑事裁判への犯罪被害者参加制度では、釧路地裁は１２日、会社員を自動車を運転過失傷害事件の被害者からの参加を申し出に対し、認める決定をした。
北海道釧路市で今年４月、歩行者２人が軽自動車にはねられた交通事故の刑事裁判を巡り、釧路地裁は１２日、今月から始まった「被害者参加制度」に基づいて、被害者１人について公判への参加を認める決定をした。
事件の審理は１月下旬から始まる予定で、東京地裁が男性の申し出を許可すれば公判に参加して被告に直接質問したり、求刑などの意見を述べることができる。
同地検が今月２日、会社員を自動車を運転過失傷害罪で起訴し、被害者のうち重傷を負った同市内の女性が同地検を通じて参加を申し出たという。
通行人に因縁をつけ、けがをさせたとして傷害と恐喝未遂の罪で東京地裁に起訴された飲食店従業員の男（２１）の刑事裁判で、５０代の男性被害者が公判への被害者参加を申し出ていることが関係者の話で分かった。
釧路地検や同地裁によると、決定が出たのは、北海道釧路市の交差点で４月７日、乗用車を運転していた会社員の男（４３）が歩行者２人をはね、それぞれ７カ月と１週間のけがを負わせた事件の公判。
男性会社員の男（４３）が４月、同市内で軽自動車を運転中に交差点内でいずれも６０代（当時）の２人をはね、１人に全治約７カ月、１人に全治約１週間のけがを負わせたとされる。
最高裁は１２日、北海道釧路市で起きた交通事故をめぐる刑事裁判で、釧路地裁（閉＜あつじ＞正則裁判官）が、被害者の裁判への被害者参加を全国で初めて許可したと発表した。
犯罪被害者が刑事裁判に参加して被告への質問などができる被害者参加制度が今月１９日に施行された後、最高裁に許可の報告があったのは初めて。
男は１０月、東京・新宿の路上で「一緒にいた仲間に肩が触れた」と言いがかりをつけ、男性に暴行したとして、１２月８日に起訴された。
被害者や遺族は、参加が裁判所に認められれば、被告に直接質問したり、検察官とは別に、求刑に関する意見を述べたりすることができる。
Generated 2008-12-16_4:29
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