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      約2億5000万円の脱税・小川真澄容疑者を逮捕 逃亡先がフィリピンから帰国


      発表などによると、小川真澄容疑者は2006年3~9月、大阪・キタの通称・多幸梅(たこうめ)ビル(地上11階建て、地下3階)の権利関係を整理するなどの仕事を請け負い、報酬などとして得た報酬約7億円の所得があったのに申告しなかった疑い
      逃亡先のフィリピンから強制送還された小川真澄容疑者(中央)=関西国際空港で2008年12月10日午後6時53分、幾島健太郎撮影 大阪市北区の商業ビル転売に絡む脱税事件で、大阪地検特捜部は10日、逃亡先のフィリピンから強制送還され帰国した元大阪府議の弁護士、小川真澄容疑者(64)=大阪市都島区=を所得税法違反と国税徴収法違反(滞納処分免脱)容疑で逮捕した。
      元府議の弁護士逮捕へ=逃亡先の比から強制送還−ビル転売で脱税容疑・大阪地検 元府議の弁護士逮捕へ=逃亡先の比から強制送還−ビル転売で脱税容疑・大阪地検 ビル転売をめぐり約2億5000万円を脱税したなどとして、所得税法違反容疑などで逮捕状が出ている元大阪府議の弁護士、小川真澄容疑者(6)4=大阪弁護士会=)が10日夜、逃亡先のフィリピて帰国ンから強制送還されて帰国、関西国際空港に到着した。
      暴力団系金融業者の取り立ての厳しさから警察にも相談していたが、今回の脱税・小川真澄容疑の舞台となった日本料理店などを経営する「多幸梅」の本社ビル(大阪市北区)の転売で得た報酬などとして約7億円の一部を暴力団系金融業者への返済に回し、顧客から預かった金を一時流用するなどして返済していたという。
      これと別に所得税約3億5000万円を滞納していたため、差し押さえを逃れる目的で自身が関係を整理する会社名義の口座にこの報酬を隠した疑い。
      調べでは、小川真澄容疑者は2006年3~9月、ビル転売の「分配金」と話して得た報酬などとして約7億円を申告せず、清算前の知人の会社など2社名義の利益として隠し、所得税約2億5500万円を脱税した疑い。
      91年に株式売買に絡んで得た約150億円についても、「納税資金がない」と偽り滞納した国税徴収法違反(滞納処分免税)の疑いもあるという。
      逃亡資金は残り約2億5500万円を確保して11日未明、他人名義のパスポートを使ってマニラへ逃亡したが、24日に不法入国の疑いで現地の入国管理当局に拘束されていた。
      Generated 2008-12-11_18:29





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