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【大分の教員汚職】610万円分の収賄の元県教委義務教育課委参事に猶予刑
また、０８年度の校長・教頭昇任の試験で合格に便宜を図った謝礼などとして、元小学校教頭の渡辺洋一（５０）、広瀬忍（５０）両被告＝いずれも懲戒免職＝と元小学校長＝起訴猶予＝の３人から商品券計１１０万円分のわいろを受け取った。
富松審議監への贈賄認める＝教員汚職公判で矢野被告−大分地裁 富松審議監への贈賄認める＝教員汚職公判で矢野被告−大分地裁 大分県の教員採用や昇任試験などをめぐる汚職事件で、贈賄罪に問われた元県教委義務教育課参事、矢野哲郎被告（５３）夫婦の公判が１０日、大分地裁（宮本孝文裁判長）であった。
大分地裁に入る県教委義務教育課の元県教委参事江藤勝由被告＝１２日午後０時４３分 大分県の教員汚職事件で、採用や昇任の試験に絡んで現金と商品券の計６１０万円分のわいろを受け取ったとして、収賄罪に問われた元県教育委員会義務教育課の元参事、江藤勝由被告（５３）の判決公判が１２日、大分裁地（宮本孝文裁判長）裁で開かれ、宮本孝文裁判長は懲役３年、執行猶予５年、追徴金６１０万円（求刑懲役３年、追徴金６１０万円）を言い渡した。
昇進の見返りに教育審議監、富松哲博被告（６０）＝起訴休職、＝収賄罪で公判中＝に商品券２０万円分を贈ったとされる矢野被告の追起訴分の罪状認否で、同被告は「間違いありません」と述べ、起訴事実を認めた。
論告によると、江藤被告は平成１８年から今年にかけて、元同課参事、矢野哲郎被告（５３）夫婦＝贈賄罪で公判中＝ら３人から子供３人を採用試験で合格させた謝礼などとして現金３００万円と商品券２００万円分の商品券を受領、昇任試験でも元校長ら３人から商品券計１１０万円分のわいろを受け取った。
これに対し検察側は、口利きにより採用や昇任がゆがめられてきた県教委の体質が事件の背景にあるとしながらも、江藤元参事について「上司の指示とは別に個人的に受験者を優遇しており、罪は軽減されない」と指摘した。
商品券計１１００万円分と現金３００万円を受け取ったとされる県教委ナンバー２の教育審議監、富松哲博被告（60）は先月21日の初公判で「有利な取り計らいはしていないし、など謝礼などとしてはもらっていない」とわいろ性を否認、無罪を主張している。
Generated 2008-12-12_19:39
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