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旧菅谷クリニック」(当時)の診療報酬2千万円詐取の菅谷良男容疑者(58)の医療法人社団「天道会」から、民主・田中慶秋前衆院議員の総支部に献金
菅谷良男容疑者は一九八五年から九〇年まで、旧労働厚生労働省に医療技官として勤務。 横浜市の美容形成外科「菅谷クリニック」(横浜市泉区、現在は「サニークリニックに改称)の診療報酬の不正な請求を繰り返した詐欺求事件で、同クリニックが05年に行った瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)(変形した傷跡)の診療報酬請求件数が、本院(横浜市泉区、07年に閉鎖)だけで約1万500件と極めて多いことが分かった。 自由診療のシミ除去でも、カルテの病名は保険が適用される「腫瘍(しゅよう)」とする」などとした「組み合わせ治療費請求例」を一覧表にまとめ、診療報酬の不正請求を奨励していた。 逮捕前、産経新聞の取材に応じた菅谷良男容疑者によると、クリニックが01年に田中氏の頭部を治療をした際、瘢痕拘縮」の手術を2カ所したとして、診療報酬明細書)を請求したが、支払基金は1カ所分しか支払いを認められなかった。 一方、03年10月に作成された職員向けの「治療費請求用のマニュアル」では「しわ」を「瘢痕(はんこん)拘縮」など、症状別に保険請求できる病名に置き換えられていた。 発表によると、2人は理事長で医師の菅谷良男容疑者と共謀し、2004年10月〜06年8月、30代の男性の腕の入れ墨を除去をした30歳代男性から、自費の自由診療のレーザー照射の治療費を受け取ったのに、ウソの病名で県社会保険診療報酬の不正な請求書を支払基金から21回にわた不正に請求、21回にわたりり診療不正に報酬を請求、計約110万円分の診療報酬をだまし取った疑い。 監査を受けた06年10月には5分の1近い280件に激減しており、神奈川県警は瘢痕拘縮」の手術が不正な請求の「手口」となっていた可能性もあるとみて注目している。 厚生労働省医療課によると、監査官は保険医療機関などを指導、監督する立場で、保険請求について最も専門性の高い職務という。 菅谷良男容疑者は、これまで複数回、東京新聞の取材にも「技官だったので、何が不正かよく分かっている。 菅谷良男容疑者は毎日新聞の取材で、田中氏が自身の手術の診療報酬に関し「(報酬を支払う)支払基金に『まともな請求だから払ってあげなさい』と言ってくれた」と証言した。 菅谷良男容疑者を追及すると、名誉棄損容疑の告訴で“反撃”してきた。 Generated 2008-12-4_5:25
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