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「もしかしたら私も…」ムンバイのホテルに１人で滞在邦人が帰国
レモンガス社長らホテル内に＝けがなし、３人で−死亡した津田尚志さんとムンバイ訪問 レモンガス社長らホテル内に＝けがなし、３人で−死亡した津田さんとムンバイ訪問 インド西部のムンバイで起きた同時多発事件テロで、ＬＰガス卸売会社レモンガス（神奈川県平塚市）社長の赤津欣弥社長（４２）らが、トライデントホテル内に閉じ込められていることが２８日、分かった。
テロで亡くなった三井丸紅液化ガスの社員、津田尚志さん（３８）らとムンバイに滞在し、襲撃されたトライデントホテル内に閉じこめられた神奈川県のＬＰガス販売会社社長、赤津欣弥さん（４２）は、「まずは奥さんに（無事を）報告したい」と、ホッとした様子で語った。
やがて、インドの軍関係者とみられる人物から、「『ハウスキーピング』というのが合言葉で合図すれば、それがわれわれだ」という電話が入った。
ロビーに下りると、床には帯状の血痕が残り、玄関のガラスは粉々になっていた。
ムンバイから帰国し、出迎えの子どもたちに囲まれる隅田昌良さん＝２９日午前９時２２分、成田空港、川村直子撮影ムンバイから帰国し、報道陣に囲まれるレモンガスの赤津欣弥社長＝２９日午前８時５０分、成田空港、川村直子撮影 インド西部のムンバイで起きた同時多発テロ事件で、武装した犯行装グループが立てこもったホテルから解放された日本人ビジネスマンらが２９日午前、ムンバイ発の航空機で成田空港に到着した。
◇トライデントホテルから出られなくなっていた日本人の中年男性２人が２８日昼過ぎ、隣接した建物の裏口から姿を現すと、出迎えの日本人とがっちりと握手し、ほっとしたように相好を崩した。
正弥さんの母親は都内の自宅で関係者からかかってくる電話への応対に追われながら、「帰ってくるまで心配は消えませんが、外務省がきちんと対応してくれると思います」と話していた。
神奈川県平塚市の液化石油ガス（ＬＰＧ）卸売会社「レモンガスの赤津欣弥社長（４２）は、疲れた様子を見せながらも安堵（あん・ど）の表情を浮かべた。
ムンバイの日本総領事館職員に付き添われながら、ワゴン車に乗り込んだ後、報道陣の「大丈夫ですか」との問いかけに無言でかすかにうなずいた。
Generated 2008-11-29_14:36
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