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      無罪となった羽賀研二、渡辺二郎両渡辺判決直前に羽賀被告に判決無罪 詐欺・恐喝未遂事件


      パチンコ雑誌の広告で「本物の攻略法は確実にありますよ」とうたうパチンコ情報販売業のKO企画(東京都新宿区)から攻略法の利用料など約750万円をだまし取られたとして、都内に住む40歳代の男性が26日、同社と広告を掲載した出版社のマルコ・ポーロ(同中央区)を相手取り、慰謝料も含めて計約860万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
      これに、羽賀研二被告が1株40万円で同社株を入手していた事実を知っていたことをうかがわせる知人男性の言動が存在したとする証人(羽賀被告の知人の男性歯科医)の供述を加味すると、知人男性の供述に全幅の信頼を置くことはできず、知人男性が述べるような詐欺の文言を羽賀被告が発したものと認めるにはなお合理的な疑いが残る。
      無罪となった羽賀研二さん=東京・品川 詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレント、羽賀研二さん(47)=本名・當真(とうま)美喜男=と、恐喝未遂罪に問われた元プロボクシング世界王者、渡辺二郎さん(53)にいずれも無罪を言い渡した28日の大阪地裁判決の要旨は次の通り。
      ■主文 被告人両名はいずれも無罪 ■理由の要旨 ◎裁判所の判断 ・公訴事実に沿う供述をし、(1)について 争点は、羽賀研二被告が医療関連会社株の真の購入価格(1株40万円)を秘して、購入価格と同一の価格(1株120万円)で知人男性に譲渡するように装ったかどうかである。
      羽賀研二さんは平成13年6〜10月に知人男性に医療関連会社の未公開株計300株を取得額の3倍で売り、計3億7000万円を詐取した上、同社が上場せずに倒産したため、知人男性が約4億円を羽賀さんに請求。
      知人男性の供述は、公訴事実に沿う供述をし、(1)同社株の購入は羽賀被告が勧めたもので、(2)購入価格が1株40万円という事実は知らされていなかった旨を述べているのに対し、羽賀被告は(1)同社株の購入は知人男性が強く求めたもので、(2)購入価格が1株40万円という事実は知人男性に伝えていた旨を述べている。
      Generated 2008-11-29_5:41





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