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薬害Ｃ型肝炎で6人の訴訟が終結 3人は国との和解が成立
汚染された血液製剤でＣ型肝炎に感染したとして、患者らが賠償を求めた薬害Ｃ型肝炎訴訟の全国原告・弁護団会議が24日、大阪市内で開かれ、被告企業の日本製薬（東京都千代田区）との事実上の和解となる基本合意書案が了承された。
残る製薬１社とも訴訟が終結＝来月合意書を締結へ−薬害Ｃ型肝炎 残る製薬１社とも訴訟終結＝来月合意書締結へ−薬害Ｃ型肝炎 薬害Ｃ型肝炎訴訟の全国原告・弁護団は２４日、大阪市で会議を開き、最後に残った被告企業の日本製薬（東京都千代田区）との訴訟を終結させる方針を正式決定した。
国のほか、大半の原告にとって被告企業となっている田辺三菱製薬（大阪市、旧ミドリ十字）など2社との合意は既に成立。
弁護団によると、これまで提訴した原告は1400人を超え、うち日本製薬を訴えていたのは約30人。
合意書への調印後、国との和解が成立した上で日本製薬への請求を放棄し、訴訟が終結の手続きを取る。
日本製薬はおおむね合意書案に同意しており、今後、社内で最終的な承認を図る。
1社だけ残っていた日本製薬との交渉もまとまる方向となり、2002年から各地で提起された集団訴訟は全面解決に向かう。
汚染された血液製剤でＣ型肝炎になったとして、救済法成立後に提訴し、国とは和解が成立していた青森、宮城、山形の３県の女性計６人が２４日、仙台地裁で、田辺三菱製薬（大阪市、旧ミドリ十字）への賠償請求を放棄し、訴訟が終結した。
汚染された血液製剤でＣ型肝炎になったとして、救済法成立後に提訴し、国とは和解が成立していた青森、宮城、山形の３県の女性計６人が２４日、仙台地裁で、田辺三菱製薬（大阪市、旧ミドリ十字）への賠償請求を放棄し、訴訟が終結した。
日本製薬側が薬害発生や被害拡大を防止できなかった責任を認めて謝罪し、再発防止に全力を尽くすことなどが盛り込まれた。
国のほか、大半の原告にとって被告企業となっている田辺三菱製薬（大阪市、旧ミドリ十字）など2社との合意は既に成立。
また、同日、秋田県、仙台市、福島両県の男女計３人が国と製薬会社に損害賠償を求めた訴訟で、国との和解が成立した。
Generated 2008-12-3_1:45
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