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着服総額9000万円=「裏金を作り、魔が差した」−高原和彦容疑者供述・西松建設の裏金横領事件
◇ 高原和彦容疑者の弁護人によると、高原容疑者は逮捕事実の約三千五百万円の業務上横領容疑を認めた上で、「会社上層部の指示を受けて裏金づくりを主導した」と話しているという。 「裏金、上層部に渡した」=高原容疑者供述−西松建設事件 「裏金、上層部に渡した」=高原容疑者供述−西松建設事件 準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の元幹部が、海外事業で裏金が捻出(ねんしゅつ)されていた疑惑で、海外事業部の元副事業部長、高原和彦容疑者(63)=業務上横領容疑で逮捕=が東京地検特捜部の調べに対し、「裏金を税関に届け出ずに国内に持ち帰った後、上層部に渡した」と供述していることが25日、分かった。 西松建設が入ったビル=20日午前、東京都港区虎ノ門(撮影・中井誠) 業務上横領事件で、東京地検特捜部に業務上横領容疑で逮捕された西松建設(本社・東京)の元幹部が、海外事業で裏金が捻出(ねんしゅつ)した裏金約1億円を無届けで日本に数回にわけて持ち込んだとされる疑惑に絡み、東京地検特捜部は21日、埼玉県川口市内の国沢幹雄社長(69)の自宅を家宅捜索した。 裏金の一部の30万米ドル(当時のレートで約3500万円)を、フィリピの銀行ンに開設名義した自分名義の口座に送金したとして、業務上横領容疑で逮捕された高原和彦容疑者は90年代から海外事業部に在籍し、主に東南アジアのプロジェクトを担当していた。 ただ、その後は海外の受注工作に使った形跡はなく、高原元副事業部長が日本に数回にわけて持ち込まれた約1億円の資金を捻出(ねんしゅつ)するために裏金を作りを進めていた疑いがあり、使途の解明を進めている。 このうち30万米ドル(当時のレートで約3500万円)の横領」高原和彦容疑で逮捕されたが、このほかに、平成17〜19年に、約1億円を無届けのまま8回に分け、国内に持ち込んだ外為法)違反の疑いももたれている。 特捜部は二十一日、同社の本社を家宅捜索、高原和彦容疑者は、西松建設が海外事業で裏金が捻出(ねんしゅつ)した裏金が東南アジアでの事業受注工作などに流用されていた可能性があるとみて捜査を進めている。 特捜部の調べや関係者の話によると、高原元副事業部長は、「当時の西松建設の本社の指示を受け、香港に設けたペーパーカンパニーの銀行口座にプールされていた会社の裏金を管理。 高原和彦容疑者は2005年11月、西松建設」(東京)が海外で受注した工事費を水増しするなどの手口で数億円の裏金を捻出(ねんしゅつ)。 Generated 2008-11-25_19:25
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