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      送電線に落雷…美浜原発2自動停止、もんじゅでも誤作動


      福井県美浜町の関西電力美浜原発1号機(加圧水型、出力34万キロワット)と2号機(同、50万キロワット)が20日早朝、送電線への落雷で送電が一時止まったため原子炉が自動停止した。
      落雷の影響で、運転を再開準備中の日本原子力研究開発機構は同日、同県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」(同県敦賀市)で同日午前5時ごろ、2次系のナトリウム漏洩(ろうえい)検出器32台のうち22台が誤作動し、警報を出した。
      落雷で美浜原発2自動停止=環境、電力供給に影響なし−福井 落雷で美浜原発2自動停止=環境、電力供給に影響なし−福井 福井県は20日、営業運転中の関西電力美浜原発1、2号機(同県美浜町)で、送電線が落雷を受けたため原子炉が自動停止したと発表した。
      自動停止の際に、同1号機のタービン建屋内にある2次冷却水ポンプから蒸気がわずかにわずかに蒸気が漏れ、火災報知機が作動を起こしたという。
      20日午前5時ごろ、関西電力美浜発電所(福井県美浜町)の送電線に落雷があり送電が停止、直後に美浜原発1、2号機の発電機を保護するシステムが作動し、原子炉が自動停止した。
      関電などによると、送電線は落雷などのトラブルに備えて複線化されているが、この地域では9月に送電線鉄塔が折れて作業員4人が死傷した事故が起きて以降、単線になっていた
      また、日本原子力研究開発機構は同日、同県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅで二次冷却材のナトリウムの漏えいを示す警報が誤作動を起こしたことを明らかにした。
      関電などによると、美浜発電所(福井県美浜町)の送電は2系統あるが、落雷のなかった別の1系統が鉄塔倒壊事故で9月から送電をストップしていた。
      美浜原発からの送電が滞り、もんじゅ内の電圧が下がった結果、検出器に流れる空気の量が変化したことが原因とみられる。
      美浜原発1、2号機が落雷で美浜原発2自動停止運転を再開には数日2008年11月20日11時4分印刷ソーシャルブックマーク。
      県原子力安全対策課によると、外部環境への影響はなく、電力供給に支障も生じていないとしている。
      3号機(同、82万6千キロワット)は出力が十数%まで低下したが、同日中に復旧できるという。
      3号機は定期検査後の調整運転中だったため、自動停止ではなく、出力を落とす運転に移行した。
      Generated 2008-11-20_15:31





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