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      中国残留日本人孤児の女性、山形県出身の高橋定子さん（７３）んと判明


      「高橋定子さん」と身元が判明した中国残留日本人孤児の秦永珍さん＝１９日、厚生労働省で 今年度新たに中国残留孤児と認定され、肉親捜しのために一時帰国していた秦永珍（しん・えいちん）さんの身元が判明した、と厚生労働省が１９日発表した。
      １２日間の滞在中、黒竜江尚志市の秦永珍さん（７３）は山形県出身の高橋定子さん（７３）と判明したが、同友県の康玉芹さん（推定（６８）と吉林省長春市の李義華さん（同６３）は肉親との対面はかなわなかった。
      中国孤児１人の身元が判明＝北海道在住のいとこの女性のいとこ−厚労省 中国孤児１人の身元判明＝北海道の女性のいとこ−厚労省 厚生労働省は１９日、肉親捜しのために一時帰国している中国残留日本人孤児の秦永珍さん（７３）が北海道に住む女性のいとこであることが確認されたと発表した。
      ３人のうち、秦永珍さん（７３）＝黒竜江省在住＝については、北海道在住のいとこの女性との対面調査で、本籍地が山形県出身の高橋定子さん（７３）と判明した。
      対面調査で身元が判明した後、秦永珍さんは厚労省内で記者会見し、「とてもうれしくて温かい気持ちです」と喜びの言葉を口にした
      いとこの話でも家族構成や年齢が一致し、「顔が（秦さんの）母親や、自分の母親に似ている」と話したことが決め手となった。
      中国残留日本人孤児、１人の身元が判明山形県出身、高橋定子さん2008年11月19日18時59分印刷ソーシャルブックマーク。
      「家の前に道路や海があり、後ろには林や線路があった」という秦さんの日本の記憶も、いとこに確認されたという。
      一時帰国していた中国残留日本人孤児３人は滞在日程を終え、２８日午前、成田空港から中国・北京に向かった。
      もっと日本にいたかった」と離日を惜しみ、李さんは「（永住帰国についての）詳しい説明が聞けて良かった。
      今回、対面調査により、家族構成や、本人が記憶している日本在当時の自宅の周辺の状況が一致したという。
      家族構成などが一致したことと、記憶にあったふるさとの風景が決め手となって身元が確認された。
      本人も背中に弾を受けていたが、難民収容所となっていた小学校で、養父に引き取られたという。
      Generated 2008-11-28_18:16


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