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【元厚生事務次官ら連続殺傷】吉原靖子さん宅から返り血を大量に浴び徒歩で1キロ逃走か
同庁によると、小泉毅(たけし)容疑者は22日午後9時半ごろ、東京・霞が関の警視庁本部にレンタカーの軽自動車で乗り付け、「事務次官を殺した」と警察官に話した。 小泉毅容疑者は、11月ごろに襲撃を実行せずに22日に出頭した理由については、「12月や1月は、歳末や年が変わって慌ただしく、忘年会や新年会があって、対象者の行動を把握しづらいから避けた」と動機を説明。 同庁によると、レンタカー内から押収されたナイフ(刃渡り約22センチ)1本には、柄に白い布がまかれ、プラスチック製のつばが付けられていた。 小泉毅容疑者は「近いところから狙った」とも供述しており、下見に使用した家のうち、さいたま市北区の小泉容疑者の自宅から比較的近い山口剛彦さん宅から約10キロ、吉原さんの自宅がまず襲われたとみられる。 同庁が、小泉毅(たけし)容疑者(46、写真)が出頭時に所持していたナイフを鑑定した結果、刃の幅は3センチで柄には布が柄に巻かれ、刃との間に自傷防止用とみられるプラスチック製のつばがついていた 小泉毅容疑者の出頭直前、複数の報道機関に「年金テロではない」などとするメールが届いていたが、同庁によると、小泉容疑者は連続殺傷事件の動機について「年金問題とは無関係で、保健所にペットを殺されたことの仇(あだ)討ち」などメールと同趣旨の内容を供述。 捜査本部によると、靖子さんは胸や背中など数カ所を刺され、病院のICU(集中治療室)に収容された。 また、と警視庁などは23日に実施した小泉毅(たけし)容疑者の自宅の家宅捜索で、ノート型パソコン1台を押収した。 サバイバルナイフ6本、折り畳み式ナイフ1本、ほかに9本のナイフ2本で、これらの9本に血液は付いておらず、同庁はきんちゃく袋に入っていたサバイバルナイフが二つの事件の凶器だったとみている。 吉原靖子さん宅周辺には約80メートルにわたって血の付いた足跡が残されていることから計画、小泉毅(たけし)容疑者は返り血を大量に浴びていたとみられ、警視庁は逃走経路の防犯カメラの映像を解析し、裏付けを進める。 小泉毅容疑者はまた、「この約1カ月前に、犯行に使った刃物を購入するなど、具体的準備をしていなかっていたとみられる。 Generated 2008-12-5_4:50
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