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医師法違反容疑：無免許で数千人診察 65歳男逮捕 千葉
埼玉県国民年金基金の事務所に家宅捜索に入る捜査員＝１５日午前９時４０分、さいたま市浦和区岸町７丁目 国民年金基金のパンフレット製作費の水増しによる背任事件で、逮捕された埼玉県国民年金基金常務理事の黒沢博史容疑者（６２）が、不正の仕組みについて「自分が就任する前に使われていた方法を聞いて思いついた」とも供述していることが警視庁への取材で分かった。
前常務理事は、同基金が設立された９１年５月に常務理事に就任し、０５年春に黒沢博史容疑者に引き継ぐまでの約１４年間、同基金の実質的なトップの立場にいた。
青山会船橋診療所では９４年から毎週月曜、整形外科と内科を担当し、カルテが残っている０４年以降、延べ約２４００人を診察したが健康被害などは寄せられていないという。
にせ整形外科医を逮捕＝２８年、他人免許で医療行為−元レントゲン車の運転手・千葉 にせ整形外科医を逮捕＝２８年、他人免許で医療行為−元レントゲン車運転手・千葉 医師免許がないのに整形外科医として医療行為を約１４年間繰り返したとして、千葉県警環境犯罪課などは２０日、医師法違反の疑い１で同、県市川市幸１、無、職長谷川幸夫容疑者（６５）を逮捕した。
同課は、前常務理事がほかにも、別の業者に印刷物を発注する際に水増し請求して請求させ、うち約５００万円をキックバックを受け取っていた疑いがあるとみている。
こうした不正の仕組みについて、黒沢博史容疑者は調べに、「前常務理事の見よう見まねだった」とも供述しているという。
このうち、前常務理事（６８）は別の不正でも業者の中からキックバックを受け取っていた疑いがあるといい、同庁は解明を進めている。
同課によると、黒沢容疑者は事務長に就任直後、出入り業者の中から、出版会社「社会保険研究所」（東京都千代田区）企画営業部次長、清裕容疑者（４６）に不正を持ちかけた。
県警によると、長谷川幸夫容疑者は７７年ごろから、東京都内の診療所でレントゲン車の運転手として勤務。
調べによると、長谷川幸夫容疑者は実在する医師の名前をかたり、昨年１０月２２日から約１４年間にわたり、船橋診療所（船橋市）などで４−８８歳の男女１０人に対し、診察や注射などの医療行為をした疑い。
Generated 2008-11-21_12:11
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